OpenAI 社が提供する最先端のAI技術を活用した教育支援ツールであるChatGPT Edu を日本で広めるべく開催された掲題Forumで竹村学長が登壇され、日本の教育機関として初めてこのChatGPT Eduの導入(2025.4.1~)を滋賀大学が決めたことを、これまでのAIに関する取組みや今回の狙いなどとともにアナウンスされました。
詳しくは、これに先立ち3月12日プレスリリースされた内容をご覧ください。
https://www.shiga-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2024pr_20250312.pdf




当日は、国内のAIに関する第一線の研究者や教育機関の専門家などから教育分野における生成AI活用の可能性、意義、リスクなど事例を通じて発表され、さらにパネルデイスカッションでは、今後の可能性や課題についての意見交換も行われました。新聞社などメディア関係者も多数、来場していました。
大学からは竹村学長はじめ、須江副学長(DS、大学運営)や広報ご担当なども出席され、
これまでの経緯やご苦労などのお話を聞くことも出来ました。あらためて学長がこの機を逃さず、「日本初に意味がある」という決断されたことの意義の大きさを実感致しました。
また、今回の300人という規模は院生と教職員が対象であり、学部生にも広げ「AIネイティブ」の大学を目指す取り組みの展開に強い意欲をお持ちですが、やはりネックは予算とのことでした。今後の陵水会の大学への支援の内容の議論にも発展していくことも想定され、またそれだけの意義とインパクトがある取り組みであると感じました。

(写真左から白田広報係員、DSAIイノベーション戦略室向井氏、緒方陵水会東京支部長、竹村学長、須江副学長、DSAIイノベーション研究センター広報担当井上氏)
(文責:緒方俊輔 陵水会東京支部長)